2016年5月15日朝、天国に旅立ちました。(写真はどれも、亡くなる数日前〜のものです)
親しい犬友や、泊まりに来てくださった方には、少しずつお伝えしていたのですが…
毎度ながら、突然のご報告になってしまい、ごめんなさい。
そして、『ハンちゃん』を可愛がってくださった皆様、今まで本当にありがとうございました。
『ハンちゃん』は、1年ほど前から時折の僅かな跛行が気になりだし、
お盆過ぎには、地元のかかりつけの病院で「もしかしたら…」という話になり、
昨年10月に埼玉の「癌センター」で、正式に「骨肉腫(左後ろ足膝)」と診断されたのでした。
いつから発症していたのか不明ですが、
わかった時には肺に転移していて手遅れになるケースがほとんどらしい、
そのままにすると性格が変わってしまう程の苦痛を伴うという、最悪の病名の告知でした。
幸いなことに、10月時点で明らかな転移はなく、
今なら痛みからも解放され、延命(約1年ほど)も望めるかもと言われたのですが、
やっぱりすぐには踏み切れず、それからも最期は安楽死まで覚悟して、散々悩みました。
が、別の獣医さんとも相談して、「左後ろ足の断脚」を決意。
11月に手術を受け『ハンちゃん』は「3本脚」になりました。
〜Blog等で彼の病気について発表してしまったら、
彼の可哀想なだけじゃないHappyな現状をお伝えするのが難しくなりそうで、
とうとう、お知らせしないままになってました〜
術後も順調で、以前のようにはいかないものの日常生活にさほど不自由はなく、
このBlogでお伝えしていた通りに、4月には、遠くへ旅行にも行けるほどの元気さだったのですが、
暑くなってきて抵抗力が落ちたのか、徐々に肺機能の低下が目立つようになり…GW後急に悪化。
〜最後まで明らかな癌の転移は認められなかったのですが、骨肉腫の後に良くある症状で、
肺の外側に何かしらの異変があり、溜まった水が肺を圧迫して、肺が充分に膨らまなくなるそうです。
こうなると、後はもぅ利尿剤と消炎剤で対処するしか手段がないとのことでした。〜
金曜日(5/13)までは、何とかご飯やおやつも食べれたのに、
土曜日(5/14)には、とうとう水しか飲めなくなって、
日曜日の朝、一緒におトイレに出て家に戻った直後、眠るようにあっという間に逝ってしまいました。
手術後も半年間、笑顔で幸せそうに一緒に頑張ってくれて…最期も苦しまず安らかだった事…
それが今とっても私たちの救いになっています。
ダイエットしてもなお55s近くあった彼の断脚の決断は難しいものでしたが、本当にやって良かったです。
いろんな経験をさせてくれた『ハンちゃん』との日々に悔いはなかったけど、
それでもまだまだ、ずっと一緒に生きていて欲しかった…と、今でも思ってしまいます。
たくさん諦めて、覚悟して、受け入れなくっちゃって思って、
病気を知ってからの時間は特に、貴重でもあり、苦痛でもあり…本当に幸せなひと時でした。
『ハンちゃん』のような犬には、もぅ二度と会えないような気がして、
「大好きだよ!」「いっぱいありがとう!!」とはたくさん言ったけど、
「また、生まれ変わってうちにおいで」って、なかなか言えなかった。
けど、またいつかきっと会えるよね!『ハンちゃん!!』君のことは忘れない。だから…
いつも言ってた「また明日ね」の代わりに、「おやすみハンちゃん、またいつかね」
『ハンちゃん』はもういなくなっちゃったけど、私たちにはまだ『Nicoちゃん』がいてくれるから、
このBlogはこのままに…続きはこちらで…頑張りま〜す!!
そして、またいつの日か「5代目」を迎えられたらいいなと思っています。
〜バニにするかどうかは…正直迷ってますが〜
今まで本当にありがとうございました。
これからの私達も、どうぞよろしくお願いいたします。
先月ドッグショーで会ったばかりで足を失ってもあんなに元気だったハンちゃんが逝ってしまうなんて。
図体が大きいくせにビビリだったけど、それでもかなり人慣れしてきたのに...。
でもハンちゃんの残した子孫が大勢居るのが救いです。
天国でコウちゃんと仲良く、ご冥福をお祈りします。
そして、このBlogを見てメールを下さった皆様、ありがとうございます。
あの性格だったのにも関わらず、こんなにたくさんの方に愛されて、
『ハンちゃん』も私たちも幸せです。
ホントに、あの宿敵だった『幸ちゃん』と、
天国で仲良くできているかどうかだけが気がかりです(笑)が、きっと大丈夫でしょう!
いつの日かまた会える時まで、みんなで楽しく待っていてくれると思います。
その日が来るまでは、今を一緒に生きている、目の前にいる「人やわんこ」と、
2度と戻れない1日1日を、出来る限り大切に過ごしていければいいなと…思います。
皆様のお陰で、少しずつ元気になれている気がします。
本当にありがとうございました。